色について


fj.comp.imageで、色空間の圧縮についての話題が出ていたので、resしたのですが、僕の興味はNewsでの話題とややずれているようなので。それに関連して思った事をここに書きます。今後、拡充していきます。

というか、いろんな思考実験を提案しているのに、無視された感じを受けたのでということです。もっとも、そう感じるのは、パソコン通信と違って、伝達される間に反応が遅れたり、順序が変化するせいかも知れません。

明度vs色相

MacAdam

色相>明度ということを言っている人がいたので、これは変だと主張しているのですが、別の次元のことをどうやって比較するのだとか言っている人もいます。

結局、カラーマッピングの時に、全体に暗くなったとしてもおかしくないが、色相が狂うと困るということを言っていただけなのを僕が勘違いしていたようです。

それから、マンセル図において、白黒の明度差の1/10が、彩度の最大の差の1/7色相の1/33周分に相当するという主張がありました。これでは明度の差があまりにも小さくなりすぎていると思います。

明度の方が重要という論拠はいろいろ思い付きます。
1.MacAdamの偏差楕円というのがあって、これは、色の違いを認識できる最小量を色毎に調べたものです。ですから、明度方向に何個の色を区別できるか? と、色相方向に何個の色を区別できるか? を比較する事で、明度と色相のどちらが重要か判別できます。ただし、どういうわけか、MacAdamの偏差楕円は、色度図についているだけで、3次元のものはありません。

2.以前、pag1を作った頃に、2種類の市松模様を描いて、同じ程度にザラザラに感じる様に調整する事で2色の間の距離を別の次元で比較する事が出来るというプログラムを計画しました。この方法で、あれば、最小量でなくても済みますから、もっと速く結論が出せるでしょう。

3.極端な例で言えば、色相だけ反転させた画像と、明度だけを反転させた画像を比較して、それを元にどちらの方が画像からの情報を汲み取りやすいかを調べる実験をするというのが考えられます。RGBの順序がBGRに変わった画像は、時々見かけますが例えばこれだと、平均90度色相がずれている画像であるわけですが、ちょっとサイケデリックに感じるだけです。例え、顔が緑色をしていようと大丈夫だと思います。と言っても実験はしていません。

4.TVにしろJPEGにしろ、輝度の情報を重視し、色度の情報は、軽視します。これは、人間の視覚がそうだからに違いありません。



γ補正

WindowsとMacとWSの間で、画像をやり取りすると、γ値が異なっているために、暗くなったり明るくなったりします。それに、ただ全体に暗くなるだけではなくて、肌色が、赤にちかくなるなど色相も変わってしまいます。両方あれば、見比べながら補正すれば良い話ですが、ない場合、γ値のずれ対策のためのγ補正の決め打ちの値がどこかにあったと思うのですが、思い出せません。

他にも、室内の明るさがモニターに反射しているわけで、それも影響していると思います。

ユークリッド空間ではない事

もともとの書き込みは、色の感覚がユークリッド空間にフィットしていないことを前提にしているわけですが、それにも関わらず、既存の座標系の範囲内で最も良い物を求めるというやや矛盾したことになっています。

MacDamの偏差楕円の存在自体が、色の感覚がユークリッド空間にフィットしていないということでもあります。

ユークリッド空間にフィットしていないという点について、別の例で説明すれば、東京と岐阜の間の距離は決っていますが、同じだけの距離離れていても、実際に人間が移動する場合には交通機関の便の差で、移動にかかる時間は異なります。良く、東京を中心にして、方向と、移動にかかる時間で描いた変形した地図がありますが、その地図の表す移動時間は、一部の点についてしか正しくありません。駅から徒歩20分という様な地点まで、地図に描けば、もっとぎざぎざになってしまうでしょう。さらに、東京以外の地点からの移動時間を読み取る事は出来ません。ただし、4変数の複雑な関数を作れば可能ですから、2次元の地図にはフィットしなくても2つの補助の変数を作れば、フィットさせる事が可能です。

XYZについての僕の間違い

実は、pag1tetoの中で、XYZのYを使っているつもりで妙なことをやってしまっています。これは恥ずかしいので、さっさと次のバージョンを出して直さなければなりません。

月刊百科に載っていた色空間についての妙な主張

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