[HOME]  → [姫路] 松岡肇(まつおかはじめ)1961/2/15 22:10 姫路市生まれ

播磨が地方分権をリードしそうな理由

明治維新で一番の貧乏くじ

明治維新の時に、薩摩、長州、土佐、佐賀などが活躍した理由は、外様大名だったということがあります。姫路には家康の孫千姫が嫁ぐくらいですから、佐幕派として多額の賠償金をはじめ厳しい扱いを受けました。県庁所在地の市の名前が県の名前と違うのは、廃藩置県の際のいやがらせと一般に言われていて、そういう県は他にもあります。

しかし、大国播磨の場合は、人口や納税額において数分の1の摂津のごく一部である小兵庫県に併合されて県庁を失っています。明治維新は激しい革命でしたが、革命の主役たちは戦いの中で死んだりして、その後、明治憲法(軍部の暴走を止められない欠陥憲法だったみたいです。)が制定される明治22年までは初代小兵庫県知事伊藤博文などが適当に日本を治めていました。彼らの恣意的な行政によって、播磨の独立運動はつぶされ、神戸への集中が一気に進みます。

播磨には地域性を見つめた人々が多い

福崎町の柳田國男 民俗学の創始者
祖父の代までは広畑にこだわる司馬遼太郎の「街道を行く」シリーズ
仁豊野の和辻哲郎の「風土」 この場合は国際比較だけれど。

前2者は、明治政府によって陰陽道が禁止され、地域性を重視する考え方がアカデミズムの外に漏れてしまった証拠でもあるような気がしています。

2002/7/20追記

司馬遼太郎関連 2002/11/24追記

 

貧乏自治体に囲まれているらしい

地方分権と似てる様に思える道州制は、実は大化の改新、明治政府と続く、中央集権の動きの延長線上にあります。地方分権の方向に進みつつある今がんばらなければ、中央集権のゆり戻しで、関西に組み込まれてしま い、そうすると、大阪府や、神戸市などの破綻寸前の自治体の借金を背負わされることになってしまいます。また、岡山県もまた、大阪府(経常収支比率ワースト1)ほどではないにしてもかなりの財政状況 (起債制限比率6年連続ワースト1)みたいです。さらには関西にしろ、中国地方にしろ、どちらから見ても播磨は辺境の地で、道州の中央への投資の波及効果が最も期待できないのは言うまでもありません。

2002/7/20 追記

 

畿内の反体制勢力の流刑の地としての、播磨

将軍をだまし討ちにして地位を失った赤松一族が、天皇を殺して地位を回復するという歴史がありますが、もともと、京都で政争に敗れたり、反体制派として追放された人々が、播磨に集まっていたわけで、権威を屁とも思わないのは当然なのです。

京都の安倍晴明vs播磨の芦屋道満とか、柳生vs宮本武蔵の例を見ても体制に取り込まれることを嫌って在野に生きるというイメージがあります。

赤穂浪士にしたところで、どうかすると徳川幕府の体制を揺るがせかねなかったわけですし。

播磨が中央集権体制を否定する方向に動くのは、DNAのなせる業です。

2002/7/26追記

 

そもそも時代が地方分権に向かう理由

バブルが崩壊して、東京の土地が安くなったので都心回帰が進んでいると言っていますが、お陰で小学校は満杯だわと長続きする傾向とは思えません。分割民営化が進んで、東京に集中している無駄な外郭団体などが消えたら、それに関連する企業を含めてそれだけ職場が減るわけで、東京一極集中が続くとも思えません。そもそも弊害が多いから、首都機能移転計画とかも出てきたわけですし。

大きな弊害:少子化

都会ほど出生率が低いわけで、あと2,3年で日本全体の人口が減り始めるという中、都市への集中を放置していて良いはずがありません。あと、20年で減り始めるというのであれば、人間の代わりにロボットが何でもできるから平気なのでしょうが。

大きな弊害:エネルギーの浪費

森を切り崩して人が住むようなことをしている都会では、ヒートアイランド現象で暑くてたまりません。エアコンを使えばさらに暑くなり、さらにエネルギー消費が増えてしまいます。これを解決するのには、人々が、近所に森や水辺のある良い環境の中で暮らす様にしなければなりません。二酸化炭素排出削減目標を各自治体に割り振ることで、この問題は解決可能です。森を切り崩したり、水辺をなくしたりするたびに、国の機関のリストラ順位が上がるというペナルティーを課す様にすれば、良いでしょう。

財政上の理由

国が財政難で、全国一律の行政サービスを行えなくなっているというのがあります。権限を委譲すれば、各地方が独自のサービスを行えるようになって一挙両得です。国鉄の分割民営化に習って、道路公団民営化などなど、国の機関が、どんどん分割民営化されていくでしょう。国だけではなく、破綻寸前の自治体も、自治体内で均一の行政サービスを行えず、分割するか、さもなければ、区ごとの予算を増やして、独自サービスを行うしかありません。また、国の平成の大合併とうたう、合併推進政策によってできた新しい自治体でも、旧自治体時代のサービス間の格差をすべて、良いほうで揃えて実現できるとは限りませんから、自治体内で異なるサービスが避けられなくもなるでしょう。これら財政上の理由で一枚岩でなくなる際に、権限の委譲さえ行われれば、自然と地方分権が進んでいきます。

2002/7/20 追記

外部リンク

中核市連絡会  姫路市長は中核市連絡会の中で、地方分権推進部会長をやっているらしい。

 

関連リンク

明治以来姫路から消えたもののリスト
2003年の播磨 武蔵、陰陽道
柳田国男
少子化を防ぐには、地方に大学を移転すればよい
「希望の島」への改革の感想
首都機能移転と道州制をセットにする 2005/5/30
明治時代に起因する問題点
伊藤博文の悪口 2007/3/2追記

2002/7/19 作成 - 2007/03/02 更新

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明治時代に起因する問題点
短命だったもののリスト
播磨は地方分権のリーダーに
姫路モノレール
紀淡海峡大橋より京姫鉄道
観光ガイドが少ない
姫路駅の位置は5.6Km東に表示される

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