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最近読んだ「人口減少下の社会資本整備-拡大から縮小への処方箋」の146ページに、ライフラインの分散供給とかネットワークの議論が出てくるのですが、将来は、既存のライフラインの他に、コミュニティー単位とか、自治会単位の小規模な設備とか、建物ごとの発電設備とかができて多重化されて、地震になっても、そんなに困らないのかも知れません。まだまだ暑い最中に、地震で停電してエアコンが使えなくなることを想像して、扇風機だけでも動かせないかなとか思ったのですが50Wくらいでも10万円を越しますね。
2003/9/12追記
みんながそれほど心配しないのは、主観確率の保守性というやつかも知れません。ベイズ統計とか認知心理学の用語かな。
2003/9/13追記
江川達也だったか、『東京大学物語』の漫画家が昨夜TV朝日の9時ごろの番組に出ていて、韓国に対抗して日本政府が漫画などの支援に乗り出しそうだけれど、日本の漫画が世界的存在になりえたのは、国の支援が無かったからだ、漫画家になることに親が反対するくらいの虐げられた分野であればこそ世界最高水準が維持できているのだ。国策産業というのは今日どれもこれも腐敗衰退しているではないか、漫画がそうなってはこまるから支援などしないでほしい。というようなことを言っていました。僕は今でも、手塚治虫に国民栄誉賞を与えなかったのは大きな失政だったと思っているので、支援すべきでないというところまでは賛成しかねますが、達観だとは思いました。
世界最高速のコンピュータである地球シミュレーターを買ってもらっている東大地震研が予知できず予知できても公表しない一方で、串田氏の地震予知の方法が完成に迫っている今日の状況もそれに似ています。
世界中に地震予知専用FM局の設置がいつできるか期待して見守りたいと思います。
2003/9/23追記
2004/1/27追記
八ヶ岳南麓天文台
2003/11/29追記
地震予知情報サイト
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2005/11/9 追記
2003/10/6追記
というか、街角の占い師たちの場合は、迷っている人たちに、「大丈夫、来年になれば解決するから」と、大して根拠の無い気休めを提供して励ますのが仕事という気がするので、予言一般の特徴でさえありませんね。
菊池氏の本を読んでいませんが、これは多分、「教団に全財産を寄付しないと死ぬ」という類の形式として予言の形をしているものの実際上は、脅迫にすぎないものことを指して言っているのでしょうね。串田氏の場合には、実験参加していない人にも、人命にかかわる場合には警告すると言っているわけで、まったく状況が逆です。脅迫のパターンに合致しているのは、むしろ、もっと地震予知に予算を出さないと、役に立つ予知情報を秘匿し続けるぞと主張する地震学者の方ですね。
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作成 2003/9/11 -移動 2003/9/12 - 更新 2008/05/17
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