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三国志の天下三分の計からの思いつき『歴史街道2006/6』が三国志の特集だったので、それを読んでいて思ったことなのですが、中国の統一を果たせなかったとは言え、確固たる地位を確立していないものの人望だけはある劉備が蜀を作る所までは諸葛孔明の予定通り進んだわけで、諸葛孔明のアイデア自体はなかなか良いのではないかと思います。そのまま現在の政治状態に応用可能だと思いました。55年体制崩壊後の世界が、自民党と民主党の二大政党体制に替わりそうに見えている現状を3党鼎立状態に持ち込むことは可能でしょう。 劉備は一時は、曹操を頼ったりした時代があったわけで、自民党と連立政権を組んだこともある社会党の末期の屈辱的な様子に重なる気がします。現在、自民、民主以外の小党は、小選挙区制で生きる道がなくなっている上に、党の理念も時代に合わなくなっているわけで、すぐにも、みんな解党して、地球温暖化に備えるなどの環境問題を最重要視する緑の党に集合するべきでしょう。 自由競争を進めた自民党に対して、格差拡大を食い止めると言っている民主党という現在の対立軸の中では、反グローバリズムということで、民主党と共闘することによって議席を確保して、その後、環境政策で、アメリカや中国の様な二酸化炭素排出国と鋭く対立する立場から、民主党とも一線を画するという立場をとるという筋道です。
『歴史街道』の特集の表紙が、コーエーのゲームと同じ長野剛氏によるイラストになっています。三国志に興味のある人はみんなゲームをやっているということなのでしょうか? ちなみに僕はコーエーのゲームをやったことありません。NHKの島田紳助が出てきた人形劇は時々見ていたのですが。 関連ページ
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作成 2006/5/12 - 更新 2006/12/13 |
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