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次の時代世界制覇の終わりメソポタミアを原点とする歴史が、東西に広がって、産業革命で加速した西回りの文明(アメリカ)が、ついには、原点(イラク)に向かって戦争を仕掛けるという時代に至っているわけで、資本主義経済(植民地主義)ももう拡大の余地がなくなって、フセインを捕まえ、イランは地震に見舞われ、カダフィーは白旗を振り、北朝鮮ももう限界となったら、ブッシュが計画しているように次は火星にでも攻め込むしかないわけです。がん細胞は、体中に広がって、結局健康な細胞と共に死ぬわけで、現在の余命いくばくも無いという感じの閉塞感も自然です。 そこで、期待されているのは、東回りの文明(日本)であるわけですが、アメリカと出会い、原爆を落とされて、属国としてイラクに派兵という体たらくな政治を見ていると、期待に応えられそうにも思えません。それでも、それしかないのも明らかになってきていると思います。 関連ページ
エネルギーの一極集中から多重化へパソコンで言えば、2003年の1年かかって、CPUのクロックは3.06GHzが3.2GHzに上がっただけでした。ムーアの法則通りにクロックを上げてもアプリケーションがなくては無駄なので、エネルギー消費を減らして静音化するという需要が均衡し始めた年だったということになるのでしょう。あるいは、使わない部分のクロックを下げて電力供給を減らすという様な各種の省電力の仕組みは前からあったわけですから、かつて、パソコンがミニコンや大型コンピュータを時代遅れにしたように、なんでもパソコンでやる時代から、専用ハードウェアと埋め込み型のCPUの組み合わせに変わりつつある結果と見なすこともできるのかも知れません。もともとモバイル機器は電池駆動という制約があるので、省電力化と、専用機化というのは1つの流れとも言えます。 太陽光発電と燃料電池というのも関連の話題ですね。産油国の利権を奪い合う必要などなく、太陽光さえあれば良い、という時代ですものね。 関連ページ
マッチョなヒーローからかわいいキャラクターへ小型化するのが得意な日本の産業が自信を取り戻し、日本製品がまたしても世界を覆いつつあります。アメリカ人はハイビジョンなんてありがたがらないとか、携帯なんか操作できないとか言われつつも、すごいですね。フロイト学者から変態扱いされつつも、かわいいものを重視する日本の価値観が勝利したのでしょう。 肉から魚へBSE騒動はどう決着するのか知りませんが、海に囲まれた日本で生きてきた日本人が、EPAを取らないと創造的になれない遺伝子をいっぱい持っている可能性はあると思います。 庵都会の超高層ビルで仕事をしていたら、テロリストの被害にあうかも知れないので、夜は都会にある家に戻るものの、昼間は近くの山にある庵とか、海とかにボートに篭って創造的な仕事をする(仕事が煮詰まったらスポーツでもする)というライフスタイルが、未来的な気がします。光ファイバーの普及はきわめて順調だし、見晴らしの良い場所に庵を建てるなら、光ファイバーなしで直接通信可能でしょう。先日、キミドリ建築のサッカーボール形住宅「バリア」という水害の際水に浮く家のニュースがありました。例えば、あれを使ってレンタル庵産業みたいなものが今にも成立しそうな気がします。 直接会って体臭をかぎあわないと信頼できないと、犬みたいなことを言っている人は、テロリストの被害にあうだけではなく、最近ではツバ飛ばして喋る人からSARSに感染するかも知れないし、人種差別やセクハラで訴えられる危険性もあります。 関連ページ
海運堀江謙一氏は今度は逆周りの世界一周をするとか言っていましたが、海運は遅いけれどエネルギー消費は少ないし、都市の中にも水路をめぐらせる様にすれば、ヒートアイランド現象の解決にもなるし、高速道路を作るより、工場が中国に移転した後をヨットハーバーにするとか、首都圏では無理でしょうが、水辺の整備の際にヨットが通れるようにするとかもありうると思います。 地域の文化を伝承する地域のお祭りや、学校のイベントの際に小中学生と老人の交流があるのでしょうが、それを増やすことで、地域に愛着を持つ人が増え、一極集中に抗することになると思います。 続く... 関連ページ
作成 2004/1/10 - 更新 2005/05/30 |
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