古代史ディレクトリの要約
古代文明から左右に伸び地球を一周した波が出会い衝突している現在、アメリカと中国の狭間にいる日本には、少子化によって消え去る未来だけが待っているかのようにも思えます。しかし、2つのプレートの衝突が引き起こす地震の場合を思い起こせば、隣り合わせたプレートにじわじわ引き込まれたプレートの歪が限界に達したとき岩石の破壊が起こり摩擦が減って、跳ね上がるわけです。日本のアイデンティティがいったん壊れ脱皮することによって上に跳ね上がる、そのタイミングはいつか分かりませんが、大まかな方向はある程度見えている気がします。それは効率的ではあるものの不安定な一極集中から、非効率で冗長というデメリットを持つ、多重化による安定状態への移行です。これまでも縄文と弥生であったり、仏教であったり、刀と鉄砲であったり、衝突による衝撃を乗りこなした後に、呪術的安定状態に陥って、惰眠をむさぼり続けるというのが日本人の習性だったみたいですし。
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作成 2004/5/15 - 更新
2004/06/08
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