首都機能移転と道州制をセットにするというアイデアサミットは持ち回り開催なので、首都機能の持ち回りもありうると思います。どこか一箇所に決めようとすると決まらないものも、持ち回りにすれば、順番だけの問題ですから、すんなりと決まるでしょう。道州制に移行する際に、東京への一極集中という問題を放置しておけば、道州制による地方分権が形式だけに終わり、実際上は国の出先機関の強化にすぎなくなる危険性があります。 持ち回りの順番案 前期において災害の被災者が多かった州に持ってくるというのが良いと思っています。首都機能と、被災者の住宅を同じような場所に設置することで、災害対策が速く進むでしょう。 外部リンク
道州制について 既存の地方制は、少なくとも昭和32年の地方制度調査会以前に遡るものらしいのですが、現在では、本州と3つの島は事実上陸続きになっています。橋やトンネルでつながった現在も、当時の枠組みを踏襲する今回の総務省の案は、住民の都合をではなく、官僚組織を温存するためだと言えるでしょう。地方制度を壊すに留まらず、都道府県を割って旧国単位での分割案を作るとか、市町村単位で検討すべきです。
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東京一極集中について 少子化や、国際IXの集中による災害時の被害拡大など多くの問題が明らかなまま東京一極集中は放置されています。 東京一極集中は、首都圏の実力によって引き起こされたものではなく、首都が東京にあるからという制度に起因している部分が大きくなっています。(県庁があるだけで、同じ程度のスペックの都市より人口が14%増しになるのと同様です。) 関連ページ
作成 2005/5/29 - 更新 2007/05/16 |
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